眠れぬ夜に眼を温めてみよう

眼を温めると良く眠れるの?

目を温めるシート、有名なものでは「めぐりズム」がありますが目が疲れた時に使用するイメージがありませんか?もちろん眼精疲労にも効果があるのですが実は睡眠にも深い関係があるそうなんです。私自身寝る前に使ってみた時になんだか眠りに入るのがスムーズだったなとか、夢を覚えていないくらい深い眠りだったなと感じることがあって、調べてみたところ研究記事を見つけました。
それは、目の周りを温めると体内の深い温度「深部体温」を下げてくれることで眠りに入りやすくなる、というもの。

深部体温とは?

そもそも深部体温とは何でしょう。
人間の体温には「深部体温」と、暑いと汗をかく「皮膚表面の温度」があります。
深部体温は脳や内臓など体の中心にある臓器の温度。健康な状態では皮膚温より0.5~1℃ほど高く37℃前後に保たれています。
深部体温が高いと身体の機能は活発になり、低くなると機能は低下します。
日常では昼間の活動時は体温を高く保ち、夜眠る時は下げることで体全体を休息させます。
また睡眠の際は深部体温が1℃ほど下がることで脳と身体を休息させ眠気が訪れます。これは人の体にもともと備わっている概日リズムと言われるもの。
この働きが乱れると早朝に目覚めてしまう、逆に起きられないなどの睡眠の不調が現れることがあります。

眠くなるためには深部体温を下げることがとても大切になってくる、ということ。
そして深部体温を下げるには手足の皮膚から体外に熱を逃がしてあげることが必要となります。

花王の研究

めぐりズムの販売元である花王の研究では20分間程度40℃の温かさで目を温めると眠りにつくまでの時間が約半分になった、との結果が出ています。
また目を温めることで手足は温かくなるが体幹の温度に変化がなかった、つまり効率的に深部体温を下げられているということが言える。

けれど目を温めることがなぜ深部体温を下げるのかというメカニズムはまだ解明されていない、ということです。

実体験から

私自身は目を温めることで眠りが深かったと実感できたり、眠りに落ちるのが早かったということを何度も感じていたのでそうだったのか!とこの記事を読んで思いました(*^-^*)
また、眼球を動かす筋肉に関係する神経に動眼神経がありこれは副交感神経なので温めることで副交感神経の働きが優位になり眠るときにリラックスできるということは考えられるかな、とも思います。

睡眠の質を高める為にぜひ目を温めること、実践してみてください(^_^)

関連記事

営業日カレンダー(ピンク色=休業日)

2024年 11月
28
29
30
31
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
1

休業日