皆さんは朝起きた時「良く眠れたー!」と起きれていますか?
まだまだ眠っていたい、疲れが取れていなくてだるい、など感じていたらそもそも睡眠時間が足りていないか、睡眠の質が良くないか、ということが考えられます。
とは言え睡眠時間が足りない、のはもう日本においては当たり前のことになっていてなかなかプラスあと1時間!を確保するのは難しいと思います。
時間より質
だからこそ、睡眠時間の確保よりも質を上げることのほうが今の生活には合っているのではないかと思います。
質を上げる方法はたくさんありますがその中で今日は「目を温める」ということについてお話します。
まず睡眠の質を高めるには眠り始めの90分が大切であると多くの研究からわかってきています。この「黄金の90分」と呼ばれる最初のノンレム睡眠の質を上げるだけでココロと身体のメンテナンスは80%完了するとも言われるほど大切。
だからこそ適切な睡眠時間が取れない時はこの最初の90分の質にだけ拘ってほしい!
そこで一役買ってくれるのが「目を温める」事。

深部体温(内臓の温度)を下げる
なぜ目を温めることが質の良い睡眠に繋がるのか?
それは「深部体温」を下げることに繋がるからなんです。
人間の体は日中は覚醒して活動する為に深部体温を高く保ち、夜眠る時には下げて体全体を休息させるという機能があります。
本来であれば自然と夕方から夜にかけて下がっていくのですが、今私たちの暮らす世の中はストレスや生活環境の変化によって体温調節のリズムが狂ってしまうことも多いのです。
だからこそそこに簡単にできて効果があるものをプラスできると良いですよね☆
花王の研究では40℃に温めたホットアイマスクで20分温めることにより
□眠りにつくまでの時間が半分になった
□体幹の温度は変わらず手足は温かくなる
ということがわかっています。
※手足の皮膚が体外に熱を逃がす役割をしている。
手足が温かくなる=体内の熱の放散を行っているということ。
なぜ放熱を助けるのが目なのか?というメカニズムは解明されていないそうなのですが、実際私も家族も目を温めた日は夢を見ずぐっすり眠れることやすーっと眠りにつけることが多いなと感じています。
また目には動眼神経という副交感神経が走行していて、温めることで興奮状態からリラックスへと切り替わる手伝いをしてくれているのかなとも思います。
なかなか睡眠時間の確保が難しい現代。上手に質を高めていきたいですね!