お客様のお悩み―悪夢を見る―

皆さんも悪夢を見た経験というのは一度はあるのでは無いでしょうか。
高熱の時に見る、というのは割とよくあるかもしれないですね。

悪夢を見る原因というのはたくさんあって、これだ!と言い切れないことも多いですがそれでもカウンセリングをしているとかなり絞れて来ることも。
主な原因としてはストレス、不安、睡眠不足、服用している薬、高熱、病気やけが、過度なアルコールや負担のかかる食事、脳が覚醒するようなスマホやゲーム。
などがあげられます。

今回はその中でも割と多い「ストレス」「不安」が原因で見る悪夢について書いていきたいと思います。

【ストレスが原因の悪夢】

ストレスが強くかかっている時は交感神経の活動が亢進しています。交感神経の活動が亢進すると身体の中は「炎症」という反応を示し抗ストレスホルモンである「コルチゾール」の分泌が増加します。
すると身体は心拍数や血圧を上げますがこれはストレスと戦う為の体の反応。
そして脳を覚醒状態に。

こんな状態の時の悪夢は【何かから逃げる、失敗をする、閉じ込められる】といった内容であることが多いです。

【不安が原因の悪夢】

不安を感じる日が続く、、、そんな時にも悪夢を見やすくなります。
長引く不安は扁桃体が過剰に活性化してしまいます。扁桃体は感情を司り、日常の中で快・不快を判断するところ。
そんな扁桃体が過剰に活性化している時は感情が暴走しやすくなってしまいます。
この状態の時の悪夢は怖い、辛い、不安や焦燥感を感じるような内容であることが多いです。

私自身は産後にめちゃくちゃ怖い夢を何度か見たことがあり、その時は起きてもしばらく気持ちが落ち着かず、日中も「また夜見たら嫌だなあ。。。」と気になってしまうような事がありました。
産後で不安な気持ちが強かったのだと思います。

さて、では次は悪夢を見て夜中に起きてしまった時にできることについてお話したいと思います。

悪夢を見た時、ばっと起きて心臓がバクバクしていたり汗をかいていた、という方も多いと思います。


そんな時はまず起きて深呼吸。
その後少量の水を飲むと副交感神経に切り替わるのでだいぶ落ち着きます(^_^)
ベッドに戻ったらさらに深呼吸。その時は【4秒吸って7秒止めて8秒吐く】を意識するとまた眠りにつきやすくなります。(この呼吸法は通常時でもおすすめ!)

今回はストレスや不安が続く時の悪夢についてお伝えしましたが、悪夢が続くという場合や日中に影響が出てきたなどがある時は病気が隠れていることもあるので一度病院を受診することもおすすめします。

それでは深呼吸をしてぐっすり眠りましょう~★






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