寝る前だけは退屈に

脳が興奮状態にあると眠れない、というのは経験がある方も多いと思います。
考え事、スマホゲーム、パソコン仕事、また暑い寒い、明るいうるさいなども心地よい睡眠の妨げに。
このさまざまな「刺激」は脳にとっていつもと違う「変化」としても考えられます。
そして刺激や変化は眠る前の脳にとっては必要ないもの、なんです。

脳を退屈にする

眠る前だけは脳を退屈にしてあげる=余計なことを考えさせない
のが良い。

いつも通りのベッド、時間、いつも通りのパジャマ、音楽、照明、などルーティンを決めておくと「余計な事」を考える時間が減ります。
音楽や香りは出張先などでも「いつも通り」を体感できるアイテムとしておススメです。

いつも本を読んで眠る、映画を見て眠る、のであればそれも良し。どきどきするようなものでなければ問題ありません。
ただその感覚は個人差があるのでどんなものが刺激になるかはそれぞれ違うと思います。

スマホの光がダメとも言われますが、それは内容によるところも大きいようです。
例えば、焚火の映像なんかを流し見している、などは眠る時にさほど悪影響を与えないとも言われています。

この脳に考えるのを止めさせる退屈な状態、というのは電車に乗って変わらない景色を眺めている時などがわかりやすいかと思います。気が付いたらうとうと、、、していますよね。
これを「モノトナス」=単調な状況に脳が退屈している、状態。
なるべく眠る前はこの退屈な状態を作ってあげるのが心地よい眠りに大切なんです(*^-^*)

寝なきゃ寝なきゃ、となっている時は

また寝なきゃ寝なきゃ!となって脳がある意味興奮状態になっていて、布団に何十分いても眠れない時は一旦お布団から離れましょう。
布団は眠る為の場所、と脳にインプットさせるためです。
そんな時はリビングに行って温かいお茶を飲んで一息ついてみたり。

先日息子(中2)が夜中に眠れないー!ヤバイ、寝なきゃいけないのに!ってなっていてさらに眠れなかったらどうしよう、みたいな思考になってきたので
5分で良いから外散歩しよ!と言って連れ出したんですが、ほんとに5分ちょっとの散歩。
そして戻ったらスコーンと寝てました。
これは「扁桃体の暴走」を止めるのに効果的。
不安になりやすい、考えすぎる癖がある、眠れなくて怖くなってきた、時なんかに試してほしいなと思います。

今の私たちは眠る直前まで脳が忙しいことが多い。
でも眠る30分前からはいつものルーティンで退屈でいたいですね。



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