モニター様 首の痛みで上手く眠れない

5月より「睡眠の質を上げる指圧・東洋医学療法」のモニター募集を始めました。
今回モニターを始めたきっかけは、不眠や睡眠の不調で悩む方に病院に頼るだけでなく指圧や東洋医学の力でも効果を実感できると知ってもらいたい、という思いからです。

東洋医学は病気だけを診るのではなく「その人」を診るので根本的な解決につながることが少なくありません。
例えば、肩の痛みから眠りづらいという症状に対しても「肩」の痛みにだけ注目するのではなくその人の生活習慣や嗜好品、癖、思考、だったり身体においても脈やお腹の状態で身体全体を診るので実は原因は違うところにあった、ということが浮き彫りになるんです。

そして結果として肩の痛みだけでなく心身のバランスを改善できます。

モニターケース1 首の痛みで上手く眠れない

今回の方は
□40代女性 主訴:首の痛みに伴い睡眠の質が悪いことを実感。またここ最近は湿疹によるかゆみで眠りが浅くなっていた。
・問診:「脾」に多く〇が付きました。
    皮膚に湿疹が出ることが増えた。(特に首、口まわり)
    抗生物質を10日ほど飲んで免疫低下を起こし、口腔カンジダになった。
    首の痛みは数日前からでなんとなく枕が合わないと感じて眠りが浅くなった
    まだ子供が幼くやりとりにつかれてしまうことが多い。
          
・脈診:強め
・腹診:ガスが溜っている(気滞症状)。中心が冷えている

五行カウンセリングシートで「脾」の症状に〇が多い

まず全身の状態を整えていきます。
「脾」の状態が良くないことが、問診と腹診から読み取れます。
腹診で見られた、冷えは胃や脾に痰湿が溜まって血の巡りが悪くなっている。
ガスが溜まっている状態はストレスから「気」が滞っている状態。
そして「脾」の状態が悪く、次の「肺」に栄養を与えることが出来ていない事から肺の症状である皮膚に現れていると考えられる。


この方の場合は全身の調整としては「脾」の経絡を意識して脚やお腹を指圧していき「脾」の働きを助けてあげることで「肺」を元気にし皮膚の症状も落ち着いてくることが考えられます。

また「筋」の不調がでる「肝」はストレスとの関係も深いのでそこも重要視したい点です。経絡としては「脾」にプラスして「肝」の経絡も指圧していきました(*^-^*)

首の痛みに直接関係している筋肉としては「肩甲挙筋」と「胸鎖乳突筋」の緊張が感じ取れた為その辺りを緩めていきました。


モニター後の感想

痛みが取れたことで睡眠の質があがって何よりです(*^-^*)
また、脾の機能をアップさせたことで血が巡りむくみの改善にもつながったことがわかります。
このように、ただ首の痛みを取るだけでなく全身の症状を改善していくことで相乗効果はたくさん!

こんな感じで丁寧に紐解いていくモニター体験。
東洋医学はきっと悩んでいる方の力になれると思います。
「自然の力で眠りと安心を取り戻す」 体感してみてください☆

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