長年の腰や肩の痛み、眠りが浅い事は当たり前になっていた
□40代男性、営業職の責任者、出張も多い
□主訴:腰や肩の痛みが慢性化している、寝ている途中でハッとして起きることがある
□陰陽五行カウンセリング:肝、脾に☑が多め
□脈診:全体的に強い
□腹診:胸脇苦満、臍上臍下に動悸
まず問診から営業職の責任者としての大変さからお酒の量が増えている事や、お子さんも3人いらっしゃることで仕事以外でも忙しい点、体重が30代の頃より10キロ強増えた事などが今抱えている不調に直結していると考えられる。
まずお酒や食事の内容から「脾」に負担がかかっている。(消化器系の働きの低下)
そして消化器系の働きが低下すると背中、腰の痛みに関係することがある。
また体重の急な増加は腰に負担がかかるのでここは日常的に改善を意識していくことが重要。
睡眠に関しては日々仕事の緊張感や忙しさから中途覚醒が起きていると考えられるが新鮮な楽しさ、みたいなものが減りドーパミンが出にくくなっているなども関係していると感じる。(ドーパミンに関しても食事は大きく関わっていて、小麦や乳製品、植物性油、糖分の取り過ぎで枯渇しやすい)
施術内容は「脾」「腎」「肝」の経絡施術に腹部指圧を長めに入れる
「脾」の機能が失調する(消化器系の働きの低下)原因に「腎」からの陽気の供給不足、が考えられます。※「腎」は他の臓器に「陽気」を与える役割がある。
陽気とは体を温め活動させるエネルギーのこと。
そしてそれは加齢や不摂生がとても関係しています。
そこでそれらに深く関わる「腎」と「脾」、ストレス、胸脇苦満に関係する「肝」の経絡施術を主にしていきます。
脚がメインとなります!
またこの方の場合は腹部指圧も丁寧に時間をかけて行うことで腰の痛みも軽減することが考えられます。



筋肉の治療で特に意識するのはここ
お腹の筋肉、背中の筋肉は重点的に指圧をしました。
この方の場合は特にお腹側から緩めて次に背中側にいくのがポイントで、お腹を柔らかくするだけでもだいぶ腰の痛みは軽くなります。



睡眠の途中で起きてしまう、、、
ヘッドマッサージでストレス軽減、ドーパミンを出すためにリズムある施術を背中に行う事を経絡施術にプラスしていきました。
セルフケアとしてはこの方の場合は「運動」が欠かせません。
寝る1時間~2時間前に軽い筋トレ、ウォーキングなどできることから取り入れていって欲しいですね(^_^)
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施術やカウンセリングを受けたことで気づきがあって、そこから自分の身体や心と向き合って行って欲しいというのが私が常に思っている事。
ちょっと身体動かしてみようかな、ちょっと食事を意識してみようかなという事ももちろんだし新しいこと始めてみようかな、休息を取ろうかな、という事もそう。
みんなが変わる為の行動をできるようサポートしていくのが私の役割です。
来月もモニターさんを募集しているのでぜひ(*^-^*)