褒められるより否定されない事のほうが心の安定には大切

私自身かなり大人になってからこのことを痛感したのですが、「否定される」ことって実はとても心に影響するんですよね。

人の脳は「否定」に強く反応する

人の脳は進化の過程で危険や否定的な情報に強く反応する性質があります。これは心理学で【ネガティビティ・バイアス】と呼ばれます。

人は一回の否定・一回の批判を何回もの誉め言葉より強く記憶してしまう傾向があります。子育てにおいてもそうですが何か結果が出た時にはすごいすごいと誉める、でも小さな失敗を批判することも多い、という場合なかなか自己肯定感は育たないと言われています。これは会社でも同じですよね。成果を上げた時には誉める、でも普段はけなすような否定的な言葉を投げてくる、そんな状況では安定して成果を出していくのは難しくなります。

否定されない環境は「安心感」を生む

人の心が安定するために大切なのは「安心して自分でいられる環境」

心理学ではこれを【心理的安全性】と呼びます。

心理的安全性がある環境では否定されない、馬鹿にされない、失敗しても責められない、ということが守られます。これは脳が警戒モードにならず落ち着いた状態を保てるということ。

こころが安定する順番

実は人の心はこの順番で安定します。

1.否定されない(安心)

.受け入れられる(共感)

3.褒められる(承認)

つまり褒められる前に否定されない安心、が必要なんです。

こころと身体は同じ仕組みで安定する

人の神経は「安心している状態」と「警戒している状態」を行き来しています。安心している状態は【副交感神経】が働き警戒している時は【交感神経】が優位に働いています。そして身体においても否定される状態は身体に攻撃を受けているのと変わらないのです。

必要以上に今の身体の状態を否定するのはおすすめしません。それは自分自身以外にも施術者も気を付けなければいけない事ですね。

標準体重をかなりオーバーしている、身体が硬い、夜更かしや食生活が乱れているなどが原因で今の不調があるとして、それを自分の努力が足りないからだと自分自身を否定し続けるのは逆効果ですし、それをいつも指摘する施術者にも問題があると私は考えます。(緊急性のある不調は除く)

または違う視点で考えると無理な矯正や痛みを我慢する施術、強すぎる刺激なども「否定や攻撃」と考えることも出来ます。

こころもからだも安心して初めて良い方向に動き出します。

ですのでこころも身体も否定しないことはとても大切です。無理に変えるのではなく安心感の中で自然と変わっていくのを体感してほしいと思います。

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